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昔と今。

タイトルにある通り、ストリングの昔と今をちょっと。

僕が、この世界に入った時から今も変わらずに商品として店頭に並んでいるストリングいくつかありますが、
実際に同じ種類(同じ商品名)のストリングを比較した際、明らかに品質の違いが分ってしまいます。

全ての商品が品質向上しているわけでなく、残念な事に、品質が悪くなった商品も多々あります。

何故このような事が?

メーカーの生存競争が一番の原因だと僕は思います。

14年位前、この山陰地区に新しいストリングメーカーが市場を取りにものすごい勢いで押し寄せてきました。

商品の売り込み方は、

他社の商品より100円高いです。ストリングの太さは2種類で、他社の太さより少し太く、少し細く。でした。


そして、好条件で小売店に売り込んできました。

実際にこの一軒で、山陽側市場は一気に変わっていきました。

何故そこまで変わっていったのか?

実はそのストリングは非常に伸びやすかったのです。

ストリングがすぐのびてしまい、打球感がすぐに変わる事で、プレーヤーはフラストレーションを覚え、
すぐに張り替えてしまいます。

ストリングがすぐにのびてしまう。

まんまとその作戦にプレーヤーが引っかかってしまったのです。
と言うよりも、

人間の心理をうまく突いたメーカーの戦略が当たった。

ひどい話です。

そこで市場を根こそぎ持って行かれたメーカーが同じようにストリングをのびやすくしたのです。

僕はこれを見逃しませんでした。

触った瞬間に明らかに違いに気付きました。

もちろんメーカーにも電話をして文句を言いました。

市場を取られてしまったから同じような事をしてももっとお客さんは逃げていくのでは・・・。

実際に僕もそのストリングをお客様にお勧めすることを断念しました。

のびやすくして回転率を上げる。

僕はこの考えにはとても賛同できません。

メーカーの起こしたこのアクションを僕は

ストリングの品質を下げた!

と言っています。

そもそも持っている技術を抑えてまで品質を変えるという行為は品質を下げたとしか言いようがありません。

すごく残念な出来事ですね。

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プロフィール

JACK店長

Author:JACK店長
田中 貴史(たなか たかふみ)

職業
ストリンガー&RSA(ラケット・ストリングアドバイザー)

テニス
世界四大大会の全仏・全豪オープンにストリンガーとして参加。

参加するだけに止まらず、ガット張りの技術が評価され、プレーヤーから支持を受ける。

中でも、世界ランキング2位のM・チャンからは完全指名で彼のラケットを担当する。

後に日本でも話題となり、NHKテレビ「青春探検」でドキュメントとして取り上げられる。

その後、様々な大会でストリンガーとして参加し、最高のパフォーマンスを演出させる裏方として活躍した。

こうした活動と平行してTV、ラジオ、新聞での露出を積極的に取り組み、ストリンガーのステータスをアピールしてきた。

2001年にステータスの証であるガット張専門店「ストリングハウス ティースポット」をオープン

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